少しの沈黙のあと
「この紙使ってもいいか?」

優しく問いかけた

「あやはいいけど...」
あやかはそういって私に
目を向けた

「...いいよ」

微かな声で...呟くように...
私はそう答えた

母さんの最後の文字は
イチゴによって
あっけなく滲んでいった