いつも通りの朝

下からは母さんの声が響く...

私はすんなり起きる
姉のあやかは10分ほどあとに
眠たそうな目をこすりながら
のそのそと降りてくる

朝ごはんはいつもと同じ
パンと紅茶。

「おはよう」

朝のあいさつからはじまる
私の1日...

その時はまだなにも気がつかなかった―...