秋元冬也(あきもと とうや) 殺人、誘拐、窃盗、密売、悪の事なら何でもござれの黒蜜会。 彼はその黒蜜会のボスだ。 六年前、一人の少女が誘拐され、紘哉の叔父が殺された。 その事件を計画したのも冬也。 そして、叔父の芳樹を殺した張本人でもある。 その時彼は二十歳の大学生。 今は26歳だろう。 真ん中分けの黒髪。 切れ長の目。 黒縁眼鏡。 あの時の彼の姿は、未だに紘哉の脳裏に貼り付いたままだ。