嫌な想像が紘哉の頭を過る。 「まさかとは思うが、リンゴ食べて死んだとか、そう言う事じゃないよな?」 「私も色々と見てみました。 だけど、首絞められたアトとか、刺されたアトとか見当たらないんです」 「……」 現実味の無い話だ。 紘哉は林檎を拾い上げ、よく観察してみる。 「……怪しい点は見当たらないな」 「だったら俺の出番だな!」 嬉しそうに肩を叩く恵一。 鑑識に回せと言うことらしい。