こちらミクモ探偵事務所4




三津子を追いかけ、辿り着いた先は塔の入り口だった。

高くそびえ立つ塔。
てっぺんからの景色はさぞかし素晴らしいものだろう。

紘哉の思わず身がすくむ。
こういうとき、高所恐怖症と言うものが厄介に思える。

三津子は紘実の方を向き、状況説明を始めた。

「昨日の夜くらいから、シア姫の姿が見当たらなかったんです。
まさかと思い今朝ここへ……」