こちらミクモ探偵事務所4


そして、自分の胸をサワサワ触る。
その顔は若干泣きそうだ。

「うぅ……」

もう何も突っ込まない。
紘哉は小さくため息をついた。

「ねぇ、何で?年齢同じくらいなのに。何でなのかな?紘哉さん」

「お前本当に野性的だからな。そんなもん必要なかったんだろ」

「酷い……」

「まぁ、見た感じ北川さんはロシア系の血が入ってるからな。東洋人とは違う感じがする」

紘哉の言葉を聞くなり、羽兎は少し気を取り直したように笑った。