そして、自分の胸をサワサワ触る。 その顔は若干泣きそうだ。 「うぅ……」 もう何も突っ込まない。 紘哉は小さくため息をついた。 「ねぇ、何で?年齢同じくらいなのに。何でなのかな?紘哉さん」 「お前本当に野性的だからな。そんなもん必要なかったんだろ」 「酷い……」 「まぁ、見た感じ北川さんはロシア系の血が入ってるからな。東洋人とは違う感じがする」 紘哉の言葉を聞くなり、羽兎は少し気を取り直したように笑った。