「もしかして、お前が聞き込みした人物って……」 「あぁ。たぶんこの子だ。 話し掛けた時は真っ黒いローブ被ってたから、ここまでハッキリと分からなかったけどな」 そう言って、自分の胸を親指で指す恵一。 そんな彼の足を紘哉は、問答無用で思い切り踏みつけた。 「痛ェ!!」 「うるさい、黙れ。今はそんなこと言っている暇じゃない」 「そう言いつつも、お前だって目がそっちに行ってたくせに!」 「……もう一度踏まれたいのか?」