「そうッスね。取り敢えず聞き込み……」 ドアの方を振り向いた霞の動きが止まる。 それにつられ、一斉にドアの方へ向いた。 「どうしたんスか?」 声を掛けられ、ドア付近に立っていた人物はスッと身を隠した。 そして、ちょこんと頭だけ出して中の様子をうかがっている。 「怖がること無いッスよ。僕達は警察関係者ッスから」 霞が人懐っこい笑みを浮かべ、相手をなだめる。 すると、相手はそのままの体勢で声を発した。