こちらミクモ探偵事務所4


「そうッスね。取り敢えず聞き込み……」

ドアの方を振り向いた霞の動きが止まる。
それにつられ、一斉にドアの方へ向いた。

「どうしたんスか?」

声を掛けられ、ドア付近に立っていた人物はスッと身を隠した。
そして、ちょこんと頭だけ出して中の様子をうかがっている。

「怖がること無いッスよ。僕達は警察関係者ッスから」

霞が人懐っこい笑みを浮かべ、相手をなだめる。
すると、相手はそのままの体勢で声を発した。