「え?ホム美さん、知ってるんですか?」 「うん!たぶんワトちゃんも知ってると思う!」 「……?」 思い出そうと、腕を組ながら難しい顔をする羽兎。 その隣で霞が指を立てて説明する。 「あれッスよね。何か最近流行ってるポエム作家。 女のコの気持ちを、上手い具合に童話に比喩して表すっていう」 「あ!そうだ!」 羽兎が思い出したように手を叩いた。 それに対し、わけが分からず顔を見合わせる紘哉と恵一。