「そのようだな……」 返事をしつつ、窓辺に近寄る紘哉。 そこで、彼は一つの紙切れを見つけた。 水色のメモ帳に青いペンで書かれた文字。 「なに?それ」 羽兎が近寄り、紙を覗き込む。 彼は持っていた紙を羽兎に渡した。 「どうやら、何かの詩のようだ」 「詩?」 不思議そうに首を傾げる羽兎。 彼女は紙に目線を落とした。