紘哉は彼女に軽くチョップをお見舞いし、霞から入館記録を受け取った。 パラパラめくる音が部屋に響く。 「自分の無実は自分自身で証明する。姉貴に期待した俺がバカだった」 「うぅ……」 頭を押さえ、シュンとする紘実。 そんな彼女に羽兎が心配そうに近寄る。 「これか……」 名前を見つけ、手を止める。 霞が入館記録を覗き込む。