「ヒロくん?」 部屋にいた全員の声が重なる。 みんな一斉に紘哉の方を向いた。 みんなを代表して霞が紘哉に尋ねる。 「ヒロくんって……知り合いなんスか?」 「いや、全く知らない」 シラを切る紘哉。 すると、横から彼女が口を挟んできた。 「何言ってるの?私とヒロくんの仲じゃない」 「誤解されるような言い方はやめてくれ」