羽兎は紘哉のデスクにツカツカと歩み寄り、思いっきりデスクを叩いた。 チョコーヒーが波打ち、紘哉がはね上がる。 「お見舞いにすら来てくれないなんて!」 「俺がそんなことするような奴に見えるか?」 「ひどっ!!」 羽兎の顔が険しくなる。 彼女が口で紘哉に勝てたことはない。 「第一さ、他人の事バカバカ言うの止めなよ!」 「何の話だ?」