こちらミクモ探偵事務所4


羽兎は紘哉のデスクにツカツカと歩み寄り、思いっきりデスクを叩いた。
チョコーヒーが波打ち、紘哉がはね上がる。

「お見舞いにすら来てくれないなんて!」

「俺がそんなことするような奴に見えるか?」

「ひどっ!!」

羽兎の顔が険しくなる。
彼女が口で紘哉に勝てたことはない。

「第一さ、他人の事バカバカ言うの止めなよ!」

「何の話だ?」