「会いたければ普通に来い。その……トラブル以外だったら、相談にのってやらんこともない」 「探偵なのにトラブル持ち込み禁止?」 「うるせぇよ。ほら、とっとと行け」 軽く彼女の背中を押す。 夏紀はよろけるように、足を一歩踏み出した。 そのままパトカーに向かって進んでいく。 しかし、なぜか彼女は途中で踵を返してきた。 思わず紘哉の顔が険しくなる。