こちらミクモ探偵事務所4


外にはパトカーが止まっていた。
さっきまで静かだった塔周辺が、一気に賑やかになる。

不思議そうな顔をする紘哉に向かって、恵一は照れ臭そうに言った。

「俺だってやるときゃやるんだよ!」

「いつもこうだと問題ないんだけどな」

「うるせーよ!」

恵一は紘哉と夏紀を置いて、スタスタと行ってしまった。

「犯人ほったらかしにするなよな……」

感心したのもつかの間。
やはり、呆れることしかできない。