こちらミクモ探偵事務所4


「だけど……一人邪魔者がいたの。アナタの周りをうろちょろして、あたしの入る隙すら与えなかった……」

「ワトコの事を言いたいのか」

「そう言うこと」

彼女の目が細くなる。
紘哉は小さくため息をついた。

「何を勘違いしているのか分からないが……アイツに恋愛感情など無い。強いて言えば、家族のようなモノだな」

「家族……?」

「泣いたり笑ったり、同じ時間を過ごす。それで時には助け合ったり。
ワトコだけじゃなくて、ケイや紗季、みんなに対して思ってる」