こちらミクモ探偵事務所4


愛ゆえに走る行動。
見境無くなり、相手を傷付けることもある。

夏紀は口を開き、楽しそうに言った。

「『ゆらりゆらりと揺れる炎 想い焦がれる君はいずこ』」

「それは……」

「お姉ちゃんの詩、素敵でしょ?何だかあたしも実践したくなっちゃったの」

「それであんな真似を……」

「うん。あたしがお姫様で、アナタが王子様ね」

楽しそうに微笑む夏紀。
紘哉が口を挟む間も与えず、彼女は話を続ける。