愛ゆえに走る行動。 見境無くなり、相手を傷付けることもある。 夏紀は口を開き、楽しそうに言った。 「『ゆらりゆらりと揺れる炎 想い焦がれる君はいずこ』」 「それは……」 「お姉ちゃんの詩、素敵でしょ?何だかあたしも実践したくなっちゃったの」 「それであんな真似を……」 「うん。あたしがお姫様で、アナタが王子様ね」 楽しそうに微笑む夏紀。 紘哉が口を挟む間も与えず、彼女は話を続ける。