自分の体を犠牲にするほど姉を恨んでいたのか。 少し複雑な心境になる。 「自分でやったことだけど、正直キツかったよ。そんな時、助けてくれたのがアナタだった」 「……」 「吊り橋効果って知ってる?」 「アレだろ。危険な状況にいると、頼もしく見えるってやつ」 「そう。そのせいなのかな?あたしはアナタを好きになった」 にっこりと微笑む夏紀。 彼女はゆっくりとベッドから降りた。