「じ、じゃあ、羽兎さんは……」 「まだ死んだとは限らない。 青酸カリは、空気中に放置しておけば毒素が無くなる。だから……処置を早くすれば、救われる可能性もある」 「んなこといったって!どうすりゃいいんだよっ!」 取り乱す恵一。 紘哉は小さくため息をついた。 「取り敢えず、ココからコイツを運び出す。それから救急車だ」 「お、俺、どうしたらいいんだ……」 「今言ったばかりだろ」