怪訝そうな顔をして紘哉を見る恵一。 「何か……オサレですね。眼鏡まで掛けて」 「でしょう?おかしいですよね」 本人のいる前でズカズカと好き勝手に言う二人。 反論しようとしたその時。 「――久し振りッスね。紘哉サン」 軽い調子の声が、背中から聞こえてきた。 何も言わずに彼は振り向く。 ソイツは風船ガムをパンと破裂させ、楽しそうに笑った。