水差しの隣にメモ帳が置いてある。 私はそれを手元に引き寄せ、今思っていることを詩に書いた。 月明かりで手元が微かに見える。 少し暗いが、ここで電気をつけたら隣の人に迷惑が掛かる。 そんな事を考えていると、急に部屋のドアが開いた。 どうやら鍵を閉め忘れたらしい。 私は慌てて振り向いた。 「あなたは……誰?」 暗くてよく見えない。 私は恐る恐る問い掛けた。