こちらミクモ探偵事務所4


恵一は目を丸くした。
そして、早口で捲し立てる。

「どこ?どうして分かったんだよ?と言うか、どこにいるんだよ!?」

「今同じこと二回言ったぞ」

「そんなの関係ねーよっ!」

興奮しているのか、鼻息が少し荒い。
紘哉は恵一のペットボトルを突きつけた。

「落ち着けよ。ワトコは近くにいる」

「はい?」

「夏紀の寝ている塔の開かずの間だ」

「……マジで?」