「電話貸して。チョコと交換な」 「……分かった」 物々交換。 紘哉は携帯電話を渡し、恵一はチョコを渡す。 「やっぱさ、糖分足りないんじゃね?」 「それもあるし、色々と疲れた」 「落ち着いて考えまとめろよ。一応、手帳に全部書いてあるから」 「……悪いな」 「んなことねーよ!」 ニヤニヤしながら手を振る恵一。 その顔はどこか嬉しそうだ。