『紘哉サン、焦ってるのは分かります。けど、生存説はちょーっと無理があるんじゃないッスか?』 「……だよな」 口に出したものの、自信が持てない。 あくまでもこじつけに過ぎない。 紘哉は俯きつつため息をつく。 『らしくないッスよ。落ち着いてください』 「……」 顔をあげると、恵一と目が合った。 彼は手に持っていた手帳を置くと、開けかけているチョコを紘哉に手渡した。