こちらミクモ探偵事務所4


『紘哉サン、焦ってるのは分かります。けど、生存説はちょーっと無理があるんじゃないッスか?』

「……だよな」

口に出したものの、自信が持てない。
あくまでもこじつけに過ぎない。
紘哉は俯きつつため息をつく。

『らしくないッスよ。落ち着いてください』

「……」

顔をあげると、恵一と目が合った。
彼は手に持っていた手帳を置くと、開けかけているチョコを紘哉に手渡した。