『何スか?』 「死んでないって可能性も残ってる」 『……ハァ?』 霞が半分バカにしたように聞き返してくる。 少しカチンと来たが、彼女を見付けた時の状況を思い出しながら話す。 「確かに、あの時俺達は横たわっている夏紀を見た。 だけど発見した三津子さんを除き、誰一人として彼女を覗き込むような事はしなかった」 『そうッスけど……だって、アレはどう見ても死んでたでしょう! リンゴだって転がってたし!』