「11時半頃、もう一度電話があるらしい。 その時にアイツの居場所を聞き出そう」 「了解!じゃあ、それまでは……」 「無駄だけど、ワトコ捜索でもするか」 「だなー」 犯人も分かっている。 後は捕まえればいいだけ。 ここからは警察の仕事だ。 「……やっぱさ、もっかいダメ元で電話掛けてみない?」 「は?」 恐る恐る恵一が提案する。 紘哉は露骨に嫌な顔をした。