こちらミクモ探偵事務所4


『そう……11時半頃、キミに最期の電話をかける』

「最後?」

『うん。ワトコちゃんのね』

「待てっ!」

紘哉の制止も聞かず、冬也は電話を切ってしまった。
無機質な電話の音が紘哉の耳に響く。

「どうだった?」

「……」

恵一が恐る恐る尋ねる。
コロコロ話が変わり、頭の整理が追いつかない。
紘哉は呆然と頷いた。