「これが昔話。どう?」 「どう?と言われても……」 「ほら!探偵なら探偵らしく推理の一つや二つくらい言いなさいよ!」 「証拠もないのに?」 「まぁ、憶測だけでも言ってみたら?」 「……」 一般人に状況を話すのは少し気が引ける。 しかし、紘実の独特なオーラから逃れることは出来なかった。 「解剖記録から、毒きのこの成分が検出された。 犯人はシア姫だと思ってる」