「占いの館か……行くぞ」 「え!?だってさっき紘哉さん、占いなんてって――」 「その場所で事件が起きて、警察から捜査依頼があったからだ」 「え!?事件!?」 羽兎が目を丸くする。 紘哉は静かに頷いた。 「そうだ。とっとと行くぞ」 「えっ?ちょっ……」 占いの本と依頼資料を机の上に投げる紘哉。 あわてふためく羽兎をよそに、彼は事務所のドアを開けようとした。