いたずらっぽく笑う紘実。 彼女の言う『ユーリ』とは、『春野悠里』で間違いないだろう。 そうすると、必然的に制服の彼女は『春野夏紀』となる。 「程なくして、二人はココに住み始めた。 制服の彼女は『シア姫』と名乗り、占いを始めたの。 友理奈はポエム作家。二人で一緒にいることが多かったかな」 「シア姫か……」 「何か突っかかる事でも?」 不思議そうに尋ねてくる。 紘哉は首を横に振った。