こちらミクモ探偵事務所4


いたずらっぽく笑う紘実。

彼女の言う『ユーリ』とは、『春野悠里』で間違いないだろう。
そうすると、必然的に制服の彼女は『春野夏紀』となる。

「程なくして、二人はココに住み始めた。
制服の彼女は『シア姫』と名乗り、占いを始めたの。
友理奈はポエム作家。二人で一緒にいることが多かったかな」

「シア姫か……」

「何か突っかかる事でも?」

不思議そうに尋ねてくる。
紘哉は首を横に振った。