こちらミクモ探偵事務所4


「……まだ死にたくない……!」

心からの思い。
それは羽兎の口から小さく、しかししっかりとした口調で吐き出された。

諦めたらそこが最期。
しかし、諦める時間が徐々に迫ってきている。

自然とこぼれる涙。
恐怖心から来るものだろう。

羽兎の顔を見た冬也はため息をつくと、彼女の隣に座った。
重みでベッドが沈む。

「泣くのは早い。まだいいニュースが残ってるよ」