呆れながら茂みを出る。 恵一もバタバタと紘哉の後を追う。 「友理奈さんに関して、一致してる事がある。 彼女は自分かシア姫の作った料理しか食べない」 「と言うことは……」 「自分で意図的にキノコを食べたか、シア姫に毒を盛られたかのどちらかだ」 「なるほどな!」 「ただ、一つだけ問題がある」 嬉しそうな恵一の顔が、一気にひきつった。 構わず紘哉は話を続ける。