「キノコって何色だった?」 「昨日確認したら、白色でした」 「うーん、そっかぁ……」 歯切れの悪い返事。 紘哉はだんだんと不安になってきた。 「これ!って断定できるものが無いんだけど……恐らく、このキノコの事だと思うんだ」 「どのキノコですか?」 「ドクツルタケ。別名『殺しの天使』とも言われてる。 別名の通り、キノコの色は白いよ。 成分もアマニチン、ファロイジンで一致してる」