ごく最近、きのこと言う単語を聞いた気がする。 紘哉は記憶をたどり、ゆっくりと口を開いた。 「……三津子さんが変なキノコが生えてるって言ってたな」 「どこに?」 「塔の周辺だ。じめじめしてるから」 「なるほど……」 考え始める二人。 恵一も頭を働かせ、一生懸命考える。 そんな中、今まで静かだった焔美が急に言葉を発した。