「ちなみに、どんな成分が検出されたんスか?」 霞が尋ねる。 恵一は解剖記録をもう一度見直した。 「えーっと……アマニチンとか、ファロイジンとか」 「そうッスか……」 顎に手を当て、考え始める霞。 彼以外、頭の上にハテナマークを浮かべていた。 「シャラオ、どういう事だ?」 「あれっ?紘哉サン、分かんないんスか?」 霞は小バカにしたようにニヤニヤと笑う。