* 「友理奈さんですか?不思議な人でしたよ」 頬にちょこんと手を当て、考え始める三津子。 恵一は手帳を取り出し、ペンを構えた。 「占いの館にいるのに、占いしないんですもん」 「なるほど……」 「あ、でもあの人、予言的なものが当たるんですよ」 現実味のない話。 そろそろ頭を慣らした方がいいのかもしれない。 紘哉はこめかみを押さえた。