「今は自分にできることをした方がいいッスね」 「そうだよ!ワトちゃんの事も心配だけど……ここで話し合ってても始まらない!」 「ホム美さんも、たまにはマトモなこと言うんスね」 霞が口を開き、焔美も同意したように口を挟む。 紘哉と恵一は顔を見合わせ、力強く頷いた。 「だったら聞き込みだな!」 「ついでに、ワトコの行き先も考えてみるか。推理するだけ無駄ではない」 一同は部屋を出て二手へ別れた。 それぞれ聞き込みをするために、重い足を動かす。 ただ、羽兎が無事であることを願って――