教室に入る。もちろん来ているのは自分ひとりで。 窓際の前から四番目の自分の席についたら、窓を思いっきり開けた。 椅子に腰をおろし、窓枠に肘をつく。 風が気持ちいい 階段をあがりながらあけた紙パックの中身は、 ぬるくて少し口が渇いた。 飲む気にもなれないそれを机の端に放置したまま校庭をただ、ぼうっと眺めた。 さきほど遭遇した光景と目の前に広がる代わり映えのない日常的は風景とのギャップに 思わず笑ってしまった。 7時13分 まだ誰も教室にはきていない