幼馴染は恋愛対象外




屋上の扉が閉まる。



「…そりゃ避けるよな。」




「…え?」




蓮がフェンスに寄りかかって
俯いた。




…どこか悲しそうに笑って。




「あ、ううん。
 もう…気にしてないから。」




いつもと様子が違う蓮に
明るく振る舞った。



「俺がもし…
 -おまえが好きって言ったらどうする?」