倒れそうになったのを支えてくれた

「ありがとお…もう大丈夫…」
「…お前」
「もう、行くね。それじゃ」

ガシッ
帰ろうとしたら腕を掴まれた

「…なに?」
「お前…熱があるぞ」
「だから?熱があるからなに?もうようがないなら手離して」


そう言って腕を振り払った
人の助けなんていらない
てか助けてなんて思わない