愛を教えてくれた人




「ミオっ!!」

「ミオちゃん!?」



助けてくれたのは

ランとリョウともう一人だった





「…ラ…ン…?」


「大丈夫か!?怪我ねえか!?」



ランは自分が着ていたパーカーを私に掛けてくれた




「…ランっ…助けてっ…」



「あたりまえだ」




もう大丈夫だと言いながら
背中をさすってくれた


私の意識はそこで途切れた…ー