愛を教えてくれた人



階段を上がって一番奥にある部屋を開けて中に入ってった


その部屋はシンプルだった

黒と白にまとまっていた

ランはソファーに座ると“ったく”
と言いながら横をポンポンッ叩いて
座れと言った


「ん?ラン熱あるの?」


私は赤い顔をしたランが気になって聞いてみた



「ねえよ。お前自分の格好に気づけよ」



ん?



っ…!!



「最悪っ…!!ランの変態っ!!」


「はあ~!?俺かよ!!」

「ばかっ!!クシュンッ…」

「ったく。行くぞ」


くしゃみが出た…この寒さやばい…




ランは私の手を引いて今の部屋をでて右側にある部屋に入った