部屋に入ると
心那は起きていた。

っと言っても
目が開いていただけだけど…





看護師さんは
起きた心那に気付いて



看 :「心那ちゃん、起きた?
今、先生呼んで来るからね」



心那はコクンと頷いていた。


そして看護師さんは
出ていった。





恋 :「心那?大丈夫か?」



心 :「なんで、恋音がここにいるの?」



恋 :「ん〜なんででしょーか?」



心 :「恋音も入院?」




恋 :「おぅ。俺の方が長そうだけどな…」











トントン…



ガラガラ〜





心 :「あっ優にぃ!!」




優 :「起きたか。良かった、良かった。」



心 :「いつ退院?」




優 :「とりあえずお前も、熱下がるまでな」




心 :「恋音は?」



優 :「恋音の熱は長引く
性質なので…ね?」



優也先生に振られた俺は
首を縦に振った。


やっぱり俺は
心那と一緒には退院出来ない。




彼女より身体弱いとか
笑えてくる…





やっぱり心那の事を
考えてると、自分が情けなくて
泣けてくる。





ただでさえカッコ悪い俺なのに
泣いるとこなんて見られたら…







俺は先生と心那に

恋 :「もう寝るね?」


と言い、
布団に潜った。



しばらく静かに泣いていたけど
熱や疲れもあって


すぐ寝てしまった。







心那たちは
俺が布団に潜ってからも

なんか喋り続けてる
ようだった。







恋音Side end
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