ねぇ…〜私の奇跡〜







しばらく寝て

起きた後ぼーとしていると



誰かが入って来た




「心那?」



心 :「尋?」




尋 :「うん、起きてたのか?」




心 :「今起きた」




尋 :「起こしてごめんな
帰るぞ」




心 :「今何時?」



尋 :「20時かな?」


え〜
ぢゃあ私12時間も寝てたんだ…



尋 :「後の5日間はちゃんと
寝ながら時間を決めて勉強しろ
だって」



心 :「誰が?」



尋 :「柚樹先生。今日めっちゃ
暴れたらしいな…」




心 :「優にぃに怒られたし…」



尋 :「早く治ってほしいからだよ」
そんなもん?

勉強しなきゃ〜



心 :「早く帰ろっ」



起き上がった瞬間
少し怠さを感じてフラッ
ってなった





尋 :「おっと、まだ本調子ぢゃ
無いんだもんな。あと
今日は勉強禁止だってよ〜」



心 :「聞いたそれ」

歩け無くて
少しふてくされていると



カラダがふわっと浮いて
なんか分からないけど
すごく安心した



多分お姫様だっこされたんだ…
私は恥ずかしくて
目を開ける事が出来なかった