ねぇ…〜私の奇跡〜







茜まぢやめて〜
泣いてる所みられるぢゃん…
優にぃに…






優 :「採血で泣いてるのは
だれかな〜」



優にぃめ!!
バカにしやがって〜
まぢで痛いんだから!!!





尋 :「俺…」




茜 :「優也だったらいいでしょ?」
いや、もう誰も信用しない




尋 :「自分でやる」



優 :「だーめ」







あれ?
そーいえば心那は?



尋 :「ねぇ、心那は?」




優 :「ちゃんと送ってきた。
海咲の事を気ぃ使って
帰っていいって言われたぁ〜」


尋 :「なんで居るの?海咲さんは?


優 :「仕事残ってたから…
海咲は1人も慣れっこだから」



優にぃいつも当直してる
もんな…




優 :「まぁ…やるぞ。腕だして」



尋 :「やだ、自分で…」


優 :「ぢゃあ、見せて?」



俺は失敗された左腕を見せた
茜の失敗作はもうあざに
なっていた





優 :「本当だ血管細いね〜
てか痛そ〜」



痛いもん。茜嫌い。



茜 :「ごめん、ごめん。」



優 :「ぢゃあ左腕だな〜」


尋 :「無理、やだ、明日」




優 :「無理、ダメ、今日
お前、今日検査する約束で
1晩入院なんだろ?だからダメ」




尋 :「両腕使えないと
仕事が出来ないから…」


優 :「大丈夫。俺、うまいから」


このまま駄々こねても
しょうがない。


優にぃに託すか…




尋 :「いいょ」




優 :「んぢゃ行くぞ〜♪」



なんかこいつ
めっちゃ楽しそう…
気のせいだよね…




優 :「茜、念のため尋押さえて」


茜は俺に抱きついてきた。
てか、暴れないし…



優 :「まぢで行くぜ♪」







チクッ



注射器の中に赤い物が入ってた


あっ、ちゃんと入ってる
良かった〜成功だ




ありがとう優にぃ。
あなたはヒーローです。



そうしてるうちに採血は
終わった。




茜 :「優也上手いね〜」


優 :「だろ?茜も頑張れ」


尋 :「病室戻っていい?」


優 :「いいぞ、よく頑張ったな
えらい えらい」





俺は優にぃの言葉を
鼻で笑い




自分の病室に
行った