ピッ、ピッピッピッ…






「うるさいなぁー…」


私は、時計を止めようとした…。


そして重たい目をこすりながら時計を見る。

ただいまの時刻…7時50分。

「…………えっ!?ちょ、マジで!!!ぇ、ヤバいいいいい~!!!」

目は思いっきり覚めた。


そう、寝坊してしまったのである。


そして、今日は入学式なのだっ。


急いで支度しなきゃ!遅れるううううううっ!

私は急いで、支度をし、階段を下りた。


「あ、やっと起きたか」


「ちょっ、お兄ちゃん、起こしてくれてもいいじゃないっ!」


「いや、何度も起こしたけどよ、起きなかったんだよ」


「や、絶対起こす気なかったでしょ…?」


「お、よく分かったなー」


「酷いな、おい。」


「それより早く行った方がいいぞー」


お兄ちゃんが時計を指して、私はそれを見た


「ちょ、やばうい。朝ごはん食べる時間ないじゃん!もう、いいやっ、行ってきます!」


「おー、いってらっしゃーい」


「ワンっ!」



「ぁ、行ってきますっ!ココ」


私は家を急いで出た。