唇が触れるだけのキスをして、離れる。 「1時間だけサボろうか。」 そう言うと楓は大きい目をパチパチと動かしてから、ニッコリ笑った。 「うん!」 その笑顔にドキドキして思わず楓の唇にかするだけのキスを落とす。 俺はこの笑顔をいつまでも隣で見ていたい。