「柚葵寝てんだ......じゃあ俺に貸せ」
ちょっと待っていたら佑佂が出てきた。
てかなんだよ。嫉妬か?嫉妬
俺は連れ帰ってやってんだけど。
「子供は?」
柚葵の子供は女の子。
多分4歳くらいだったはず...
「とっくに寝てるし!」
といいながら、寝室のドアを開けてくれた。
佑佂は柚葵をベッドに寝かす。
その隣には子供。
.....めちゃ可愛い。
雑誌とかに載ってる子供みたい。
「可愛いすぎ...二人共」
と言って俺は寝室を出た。
「じゃあ今日は朝まで飲むか!」
「久しぶりだよな、こうやって話すの」
佑佂は柚葵と出会うよりも前から知ってた。
そして俺は佑佂と柚葵の邪魔をした。
ただ柚葵が好きだったし、あー.......今も好きだけど。
だし、柚葵は佑佂の恋人なんて思ってもみなかったし。
「だよな。俺、恋愛の邪魔してごめんな」
「まだお前は新しい女いねぇの?」
「.........ごめん。まだ諦めきれてねぇ」
「俺の奥さんなんスけど」
「さっきも惚れ直した・・・」
「柚葵が何か言ったのか!!?」
佑佂が焦ってる。
格好いーわ、やっぱ。
「結婚して~♪だそうです.....」
「てめぇ....間に受けてねぇだろーな」
「なわけねえだろ」
「だ、だよな.....」
その後も、柚葵や子育ての話をした。

