けど、多分ここでイケメン言わな、コイツ拗ねよるさかいに

「うん、しゅばくんイケメン(棒読み)」

しぶしぶ、言うといた

「あはっ、ありがとう♪
まぁ、若干棒読みで、心底俺の事イケメン思とらんってのは、スルーしとくことにするわ」

メッチャ嫌々言うたんバレてたー…

「けど、驪眞が圭介くん好きとか初耳」

「そう??」

サインよろしくな、と付け足すと、しゅばは急にペンと紙で何かを書き、それをうちに差し出す

何これ…??

紙をのぞくとデカデカと【東雲朱刃琉】の文字が

ちゃんと、【驪眞ちゃんへ(ハート)】も書かれてました

「ちょ、うちアンタのサイン欲しないし
圭介くんのが、欲しいねんけど」

「アホ…!!
圭介くんなんかのより、彼氏である俺のを持つべきやろが…!!
んでから家宝にしろ…!!」

あー…なるほどな、ってなるかぁー!!!

うちは、圭介くんのが欲しいの!!!