ナルシスト男=ナルオ【続Ⅱ】


「どないしたん??」

ソファーに座ったうちの肩を引き寄せ、心配そうにしゅばが聞いてきた

はっ…!!
また顔に出てた…?!

「いやっ、別に」

作り笑いを必死にしたが、こうゆう時だけ感が鋭いしゅばには通用しなく

「アイツなら、すぐええ奴見つけるし、大丈夫
お前が悲しむ事なんかあらへん」

全てお見通しやった

「…うん」

大丈夫やんな…??

…ううん、絶対、俊亮さんならええ人見つかる!!

なんか、しゅばが言うてくれたから、そんな気がしてきた!!

たまには役に立つやんかいさ♪

「さぁ、ほな、俺が出てるドラマ見よか♪」

「えっ、何で…」

「自分の演技の勉強兼ねて、と、驪眞は未だに俺の出てるドラマ見たことないみたいやろうし、その為に」

「あー…うん」

最近しゅばに会えてへんかったし、元気なんか気になって、アンタが出てた番組メッチャ見まくってたけどな

まぁ、えっか